福村龍哉 個展「槨 Kaku : 玄 Gen」3/25~4/6

福村龍哉 個展「槨 Kaku : 玄 Gen」が、2019年3月25日(月)~4月6日(土)にかけて開催されます。開催地は中央区の ギャルリー東京ユマニテ です。
太古の日本や中国にインスピレーションを受けた展覧会となり、2mの大作をメインに小作品など10点ほどが展示されます。
展示概要
福村龍哉(ふくむら・たつや)は1966年東京生まれ。1994年に東京藝術大学大学院博士課程を満期修了後、2001年にロンドンのChelsea College of Art and Design MA fine Artを修了。現在は東京を拠点に制作活動を行ない、ギャルリー東京ユマニテでは今回が6年ぶり5回目の個展となります。
福村は1990年代から鉄やセメントなど一般の建築資材を使った重厚な彫刻作品を発表してきました。その後、イギリスに渡ってからは制作環境の違いから木や紙などを使いましたが、近年は再び従来の鉄、セメント、アスファルトを素材に、展示空間全体を作品とする大作を発表しています。
これまでヨーロッパ各地を訪れ、中世建築様式の教会やスコットランドの古代建築などからインスピレーションを得て作品を発表してきましたが、今回は太古の日本や中国に由来するものとなりました。展覧会タイトルは「槨 Kaku : 玄 Gen」。
「槨」は棺の外箱で日本の古墳時代から見られた原始的な埋葬方法で、また「玄」は奥深い黒の意味で「玄武」(中国・四神の一つで黒い亀)からとったといいます。それらを構成する円や三角形は幾何学の基本であり、古くからプリミティブな信仰の対象に繋がるものとして興味を持ったといいます。
今回は2mの大作を中心に小作品を含め約10点発表します。是非ご高覧下さい。
引用:ギャルリー東京ユマニテ
福村龍哉
1966年 東京都生まれ。1994年に東京藝術大学大学院博士課程を満期修了しています。80年代後半から東京を中心に数多くの展示活動を行っており、ギャルリー東京ユマニテでは2003年以降定期的に個展を開催しています。作品は山梨県立美術館に収蔵されています。
「槨 Kaku : 玄 Gen」
イベント詳細:ギャルリー東京ユマニテ
期間:2019年3月25日(月)~4月6日(土)
開催時間:10:30~18:30
休日:日曜
会場:ギャルリー東京ユマニテ
所在地:東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F