フィジーク トス|3/6~31

「フィジーク トス」が、2019年3月6日(水)〜3月31日(日)にかけて開催されます。開催地は千代田区の アキバタマビ21 です。
参加作家は ucnv、本山ゆかり、小林椋、時里充 の4名です。
リリース
「フィジークの選手はサーフパンツを履く」。この一文は「柔道の選手は道着を着なければならない」という競技におけるルールを示しているだけではない。
スポーツの大会において多くの場合、着用する衣類には規定が存在する。そのほとんどが選手たちの能力を純粋に見極めるために、その外的な要因となる部分をできる限り均質化しようとするものであろう。
フィジーク選手のサーフパンツはそうした規定であると同時に、競技の審査に作用するものである(ナイストスはプレイに影響する)。
どうしようもなくある規定や約束事はフォーマットと言ってみてもいいかもしれない。
そんなフォーマットに対して「のる」でも「おりる」でもなく「つかってみる」。関連イベント
○オープニングレセプション
3月6日(水)17:00〜20:00○細田成嗣(ライター/音楽批評)+ 参加作家によるトークイベント
3月16日(土)16:00〜19:00
出品作家プロフィール
ucnv
プログラマー・アーティスト。コンピュータ上で画像や映像を破損させるプログラムを開発、それらを用いて作品を制作する。
本山 ゆかり
1992年愛知県生まれ。2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。
絵を構成する要素を分解しながら、絵をつくる/鑑賞するときに起きるひとつひとつの出来事を見つめる作業をしている。
小林 椋
1992年生まれ。2017年多摩美術大学大学院美術研究科修士課程情報デザイン領域修了。現在は京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻に在籍。
キネティックな動きによってささやかな音を発する音響装置から、近年ではヴィデオカメラやディスプレイといった映像機材などと組み合わせたインスタレーションを制作している。
時里 充
2010年岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー、2012年多摩美術大学卒業。画面やカメラに関する実験と観察を行い、認知や計量化といったデジタル性に関する作品を制作発表。
「フィジーク トス」
イベント詳細:アキバタマビ21
期間:2019年3月6日(水)〜3月31日(日)
開催時間:12:00〜19:00 ※金・土および3月6日(水)、7日(木)は20:00まで
休日:火曜
会場:アキバタマビ21
所在地:東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202