六人展「薔薇狂い」3/16~31

六人展 「薔薇狂い」が、2019年3月16日(土)~3月31日(日)にかけて開催されます。開催地は杉並区の ギャラリー白線 です。
多賀新 / 建石修志 / 宮西計三 / 加藤俊章 / 森馨(人形)/ 薔薇絵(ダンス)による、薔薇をモチーフとした作品が展示されます。
ギャラリー白線
薔薇狂いが集った
薔薇の棘で描く者 薔薇の匂いのように漂う者 肉色の薔薇を咲かす者
薔薇の時は止まらない 薔薇の詩吟う者咲きほころび
薔薇狂いのその部屋は 狂った薔薇の花園と化す
覗けや! 美を愛でる愚か者
アーティスト紹介
多賀新
銅版画家。日本版画協会会員。1973年 版画グランプリ展賞受賞、1977年 日本現代版画大賞展他、数々の版画賞を受賞。
代表作は、銅版画・江戸川乱歩の世界、新十二神将合体図など。近年は鉛筆画の作品にも力を入れている。
建石修志
画家。鉛筆画を中心とした作品をはじめ、油彩とテンペラによる混合技法、コラージュ、オブジェによる制作活動を展開、また並行して幻想文学関連の数多くの装画・装幀の仕事を手掛る。
1973年の初個展以来、数多くの個展、グループ展を開催している。 技法書に『鉛筆で描く』(美術出版社)他。作品集に『変形譚』(沖積舎)、『標本箱の少年』(ペヨトル工房)他。絵本に『もりでみつけたおともだち』『月(絵本グリムの森)』他多数ある。
宮西計三
漫画家、イラストレーター、ミュージシャン。真崎・守(マサキ・モリ)のアシスタントを経て、73年 17歳で徳間書店劇画大賞佳作第一席にてデビュー。
代表作には「ピッピュ」(ブロンズ社刊)、「エステル」「Maila」(供にペヨトル工房)「バルザムとエーテル」(河出書房新社)、ザ・スターリン「trash」ジャケットイラストなどがある。
加藤俊章
画家。1985年に初個展以降、数々の個展、グループ展を開催。1994年に本格的な第一画集「加藤俊章幻想画集・幻神」を中央公論社より上梓。最新画集は2003年に同社(中央公論社)より刊行された「運命の女<ファム・ファタール>」。
タブロオ制作の他、出版物の装幀等に作品が使用されることも多く、主にギリシャ神話等の神話の世界、シェイクスピア等の古典・戯曲の世界、グリム等の童話・メルヘンの世界を描いた作品が多い。
また、現代作家の小説へも意欲的に取り組んでいる。
森馨
人形作家・ビジュアルアーティスト。1998年よりアトリエリデルにてBee菅野氏、山上真知子氏に師事、人形制作を始める。
2003年 ART BOX新人賞受賞、以降数多くのグループ展、個展で人形作品を発表する傍ら、2005年より山口椿氏に師事し、春画とエロティシズムを学ぶ。
2006年、「Parfum de bois」(私家本)、2009年「眠れぬ森の処女(おとめ)たち」(アトリエサード)、2016年「森馨 人形作品集『Ghost marriage〜冥婚〜』」 (TH ART Series) を刊行。
薔薇絵
異端のダンサー。ダンスの芸術性にこだわる。行為ではなく存在のダンス。ただ立っていることや座っていることさえもダンスになると考え、逆に一連の動きのどの断面をとっても絵として成り立つ芸術を追求する。
モデルとしても活動をしており、写真家や映像作家とのコラボレーションも多数。主な舞台作品「小鳥の血」「人形譚」「水蜘蛛」。
イベント
オープニングレセプション
3月16日 (土) 18:00~
薔薇絵 ダンスパフォーマンス
3月24日(日)スタート19:00 / 2,000円(1ドリンク)
会期中、開廊時間を通してウインドウスペースでの薔薇絵のdance(美術品としての身体の提示)あり。
引用:ギャラリー白線
六人展 「薔薇狂い」
イベント詳細:ギャラリー白線
期間:2019年3月16日(土)~3月31日(日)
開催時間:13:00~20:00
休日:月曜
会場:ギャラリー白線
所在地:東京都杉並区阿佐谷南1-36-14 ハウス白鳥1F-B