1. HOME
  2. ブログ
  3. 山崎亜記子 個展「あとのあと」4/5~14

山崎亜記子 個展「あとのあと」4/5~14

山崎亜記子 個展「あとのあと」が、2019年4月5日(金)~4月14日(日)にかけて開催されます。開催地は港区の s+arts です。

展示概要

s+artsより、山崎亜記子個展「あとのあと」の開催をお知らせいたします。

「存在と不在と存在」「消失(一種のはかなさも含む)」「痕跡や抜け殻」「未来記憶と過去予感」…. これらは山崎亜記子が今 までの展示の際に決めてきた作品テーマの一部です。中には矛盾や反復しているような言葉が並ぶ場合も多くありますが、“空 間” “時間” “記憶”と、それらの関連性を作品の重要な要素としている彼女らしい選択だと言えるでしょう。

主に鉛筆と油彩でドローイングを制作する山崎亜記子は、人の存在と要素を組み合わせることにより、絵画空間を構成しています。例えば、現代の廃墟を描く時は、過去の予感と未来の記憶として制作を行います。

人の存在を、人そのものではなく、関係性を基にして組み合わせられた、記憶や空間、時間を超えた景色として描いています。そのため、山崎の作品には殆ど人が出てきません。それでも常に人の気配を感じながら、様々な繋がりや問いが続いていくような不思議な感覚を覚えるのが、彼女の作品の魅力だと言えるでしょう。

本展では、後の後、跡の後、記憶の後と時間の後、そして「間」は….?これからも続くであろう様々な「あとのあと」について考察をします。山崎亜記子の作品の向こうに広がる世界観を是非ご堪能ください。

引用:s+arts

山崎亜記子

1979年 東京生まれ。鉛筆と油彩を用いてドローイングを制作しています。廃墟を連想させるような退廃的な色彩で、建物や風景を描いています。

2007年頃から展示活動を開始し、東京・イギリス・アメリカなど各地で展示活動を行い、2013年にはニューヨークのOuchi Galleryで個展を開催しました。

作品は書籍『現代美術アーティストファイル』『月間アートコレクター』などに掲載されています。

関連リンク

Web

「あとのあと」

イベント詳細:s+arts
期間:2019年4月5日(金)~4月14日(日)
開催時間:12:00~19:00(最終日 17:00まで)
休日:無休

会場:s+arts
所在地:東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F

関連記事